
今回は、読み終えた本
[禅的]持たない生き方の感想を載せてみるよ。
お坊さんの生活や考え方がわかるような本だったよ。
お坊さん=ミニマリスト?って思うような内容でした。
どんな本
- 12歳で仏門に入った、お坊さんが書いた本
- お坊さんの修行の様子や日常生活について書いてある
- 持たない生き方について禅的に説いてます。
今の日本は物がたくさん増えてすぎて、逆に不自由になっている人が多いと感じます。
物に縛られてるのです。
引用元:[禅的]持たない生き方
食生活について
お坊さんの食生活で、
朝食はお粥
11時の昼食は一汁一菜
夕食は「薬石」
と出てきます。
必要最低限の食事っていう感じです。

薬石について調べてみたけど、
石ころしかでてこない、、
石ころ食べてるのかな??

正午すぎの食事がNGらしいわよ
でも医療のための食事はOKだから「薬石」
と称しているらしいわよ
確かに、お金さえあれば欲しいものは気軽に買える環境にあります。
好きな時に好きな物を食べられる。
ネットショッピングで遠くの地域の名産品をお取り寄せできたり、
自分で作らずとも惣菜やテイクアウトで済ませられます。
しかし、この本では
「飽食の時代」といわれているが、かえって偏りを生んでいるのではないか
と説いています。
好きな物を好きなだけ選べるということは、
好きな物だけを食べられる。
結果、偏った物ばかり食べてバランスがとれていないということ
生活習慣病とかにつながっていくんだろうねー
エコすぎるエコ
食料などを無駄にしないお話がでてきます。
- 鍋底にくっついたそうめんを洗っていて、流して捨てたそうめんを先輩に見つかり、
- 探して食べろと言われる。もちろん洗って食べた。(やばい)
- 次からはざるを置けばいいと学ぶ。
- 西瓜(スイカ)の皮は漬物に
- これはしているところあるよね
- 柿の皮は漬物の味をよくすると言われている(へぇー)
- ぬか床に古釘と一緒に入れる(???)

意味がわからなかったので、調べた。
なすのぬか漬けを作るときに、
釘などの鉄分をいれることにより、
変色を防ぐ効果があるとのこと

釘をいれるのに抵抗がある人は
「ぬか漬け用 鉄ナス」という商品があるわよ。
- 米のとぎ汁を味噌汁に入れる。
- 「国清汁」と本には載っていたが、
- いろいろ調べると「こくしょうじる」とも載っている。
- 畠山国清という大名が創建した、伊豆の国清寺の修行僧が食べていたというもの
- とぎ汁のこくがあって、けんちん汁のように野菜をたっぷり入れるとビタミン補給

ざっくり調べた、国清汁
ごぼうや人参、大根などの野菜を油で炒め、
米のとぎ汁、赤みそを入れるのが特徴
- 茶がらを捨てずに、畳にまいて掃き掃除に使う。

畳汚してだめじゃないの?

意味不明だよね、調べたよ。
茶がらを乾燥させたものを撒いて、
穂先のやわらかい箒で掃くと
茶がらが細かい塵を吸着してきれいになるんだって!
- 床に米ぬかをまいて、雑巾で磨く
- つやが出る
- (撒くのが好き)
- 雨水をためておいて庭の水やりに使う
- (撒くのが好き)
- 風呂は五日に一回
- 夏場は行水(水で体を拭くのはOK)
- 風呂の順番は位の上の人から
- 少しは足すが、残り湯を出さないようにする
- (ということは、最後の人はかなりアレ)

家に風呂が無くて公衆浴場に行っていたけど、
全然マシに思えるよねー
物を持たない生き方
お坊さんは荷物が少ないようです。
修行僧時代は「柳行李」という箱状の入れ物1箱に
入る分だけの持ち物と決まっていたそうです。
大きさ分からないけど、いいお値段するね。 |
- 食器も決まった数
- 服も数着
- 個人のスペースは畳一畳分
人間は物がなくても生きていけると、身をもって知ることができたそうです。
「所有とは、すなわち執着である」
物を持つと持っている物に付随して次々、いろんな執着が発生していくと説いてます。

新しい家電とか新機能搭載!とか気になるよね
最新機種とか欲しいよね
けど、本当に必要かどうかってこと!
悪い感情を持たない生き方
1 人と比較しない
2 自分の短所と長所を知る
3 置かれた場所で、無心になってみる
引用元:[禅的]持たない生き方
1 人と比較をしない
学歴などで他人と比べないこと
いい大学を出ていれば「完璧な人間」に思えるが、
所詮、人間の考えることは同じ
人と比較するより、自分の持てる力を最大限生かすほうがいい

大卒でも高卒と同じ内容の仕事をしている人もいるし、
学歴よりも仕事の中身だよねー
個性・特色を出していったほうがいいのかも
2 自分の短所と長所を知る
わかっているようで、わかっていない。
人にはそれぞれの長所・短所がある
自分の心を見つめる時間を持ってみる。
意識することが大事
長所が短所になることもある。その逆もしかり、
どう生かすかを考えて見ることが大事

私は他人と関わるのが苦手だよ
でもその分、自分で何とかしようといろいろ試行錯誤するよ。
ダメな時もあるけどね
3 置かれた場所で、無心になってみる
戦国武将の豊臣秀吉の話がでてきます。
秀吉は
足軽のときは足軽の仕事を精一杯やり、
士分のときは士分の仕事を一生懸命やり、
そうしたら大名になった。
大名の仕事も一生懸命にやっていたら、
太閤になった。
今いるところで、まず精一杯やってみるのが大事
一社員であれば、一社員のできることをまずやる。
他人と比べず、無心の状態でやれば結果は出てくる。
やってみてダメだったら考えればいいよね
ダメでも経験となり、のちに活きてくる。(経験値UP)
まだまだ為になるお話が盛り沢山
心を整える方法や人間関係についてなど
お坊さんの考え方を知ることにより、
自分のことに当てはめて、マネできそうなことをしてみたいと
思えるような本でした。
ミニマリストの本質みたいなところなのかもしれません。
プライムリーディングも対象でしたので、会員の方は無料で読めます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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